躁うつ病との長い付き合い
はじめまして。私です。
軽くはないですけど、私の病気になった経緯を説明させて下さい。
22歳、新卒で入社した会社(IT系)で超絶ブラックな大炎上プロジェクトに配属されて約半年。
月の残業100時間オーバー。
月のお休みが二日だけ。
徹夜をしても終わらない仕事の量。
毎日終電。
22時過ぎに上司が飲みに行くと言えばノーとは言えない新人、私。
加えて、私に過失がないのに15万円ぽっちで二週間以内にアパートを出て行けというトンデモ大家との闘い。(月の休みが2日しかないのにどうやって物件を探せと!?)
他にも大小様々な問題もありましたが、上記だけでも心が病むには充分過ぎる要因が揃っていると思います。
23歳の誕生日を迎える頃にはすっかり心身も病んでしまい…。
定時を過ぎるとまったく頭の働かず、簡単な足し算引き算も覚束ない。
お気に入りだったストールもどこかに無くしてしまったり。
元々大学で心理学を専攻していたこともあり、これはもしかしたらもしかするのではないか?とインターネットでうつ病診断を複数テストしてみたら、「今すぐ病院に行って下さい」という警告が出る始末。
上司から休みをもぎ取り心療内科を受診したところ「うつ状態」と診断され、診断書を書いて貰い翌日から即休職。
それからの一年間、あまり記憶がありません。
こんな感じで私のうつ病とのお付き合いはスタートしました。
28歳くらいまでは、私の人生の一番華やかな時代(24~27歳くらい)を全部病気に持っていかれた気がして凄く悔しくて誰を恨んだらいいのか分からずひたすら悲しかったです。
33歳になった今は紆余曲折をへて、吹っ切れました。
若くて華やかな時代、病気のために何も出来なかった。
その頃健康だったら今頃もしかしたら素敵な旦那さんと幸せに結婚生活を送って子供も産んでいたかもしれない。
そんな可能性だってあったかもしれないのに、未だに未婚、勿論子供もいない私。
惨めで孤独で怒りに満ちていました。
でもある友達のおかげで、今の人生もそんなに悪くないなって思えるようになりました。
今は躁うつ病と診断され、行き当たりばったり、なんとなくゆる~く生きてます。
病気になったことは仕方ないし、悔やんでもどうしようもないし、それなら今を楽しく生きようと思っています。
そんな私の病気との付き合い方や、過去のこと、今のこと、趣味や考えてることなどなど、徒然と書いていきたいと思います。
少しでも興味を持って下さった方、良ければお付き合い下さい。